12月13日から、九州の熊本と鹿児島に出かけました。まずは熊本県八代市
球磨川河口に向かいます。さっそく、オオズグロカモメを探します。潮が引き始
めて、干潟が出始め、カモメたちが集まりだしました。

「オオズグロカモメは何処」と必死になって探します。しかし、見つかるのは
ウミネコらしきカモメばかり、沢山居るカモメの中から、最後まで探せません
でした。 「オオズグロカモメは名札をつけて飛んでもらいたい。」と ぼやき。

潮が引くにつれてシギ・チドリが何処からともなく集まってきます。ハマシギと
ムナグロのようです。

ハマシギが広がって食事を開始。

ムナグロも動き始めます。潮が引くにつれて波打ち際がどんどん
沖に向かいます。それにつられて、シギ・チもどんどん沖に向かって
いきます。

一番目を楽しませてくれたのが、このズグロカモメです。出始めた干潟の上を
カニを求めてふわりふわりと飛びます。

干潟に舞い降りてカニを咥えます。このようにかなり大きなカニを捕まえて
食べてしまいます。普通は丸呑み。大きすぎる場合は振り回してカニを引き
ちぎってから食べます。

このズグロカモメの若鳥は、右足が少し不自由で、干潟を歩きながらカニを
捕まえていました。
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後背地の農耕地で鳥見です。チョウゲンボウが2羽おりました。
ほとんど虫を捕って食べていました。ちょうど捕まえたバッタを食べている
所です。

いつも居る、カワラヒワ、ニュウナイスズメ、アトリのうち、アトリは居らず、
カワラヒワ、ニュウナイスズメが少し居るだけでした。
写真の上から順に、ニュウナイスズメの雄・雌・カワラヒワです。

後背地で一番目立っていたのが、こちらのタゲリです。

割と人見知りをするタゲリで、車の中から見ていても、トコトコと遠くに逃げ
ていきます。

全部で40羽ほどの群れでした。農耕地で見ることができた冬鳥は、
このタゲリ以外はほとんど見つかりません。

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隣接する農耕地の水田でやっとタヒバリ?にお目にかかりました。水田に
イグサのような物が植えられているのですが、そこには鳥が入って
居ません。

同じ水田に居たコチドリです。本来もっと見れるはずですが、ここで10羽
程見ただけでした。

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ズグロカモメのカニ取りの状況。
このように干潟を見下ろしながら飛びます。

狙いが定まったようです。

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カニを目指して一気に急降下。

横浜でもなかなか冬鳥にあえないのですが、ここ八代に来ても冬鳥があんまり居ません。
ここでもツグミ、シロハラ、アトリを1羽も見ることができません。いったいどうなっているのでしょうか。
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