2011年12月13日(火)  
球磨川河口・・・ズグロカモメ

12月13日から、九州の熊本と鹿児島に出かけました。まずは熊本県八代市
球磨川河口に向かいます。さっそく、オオズグロカモメを探します。潮が引き始
めて、干潟が出始め、カモメたちが集まりだしました。


「オオズグロカモメは何処」と必死になって探します。しかし、見つかるのは
ウミネコらしきカモメばかり、沢山居るカモメの中から、最後まで探せません
でした。 「オオズグロカモメは名札をつけて飛んでもらいたい。」と ぼやき。


潮が引くにつれてシギ・チドリが何処からともなく集まってきます。ハマシギと
ムナグロのようです。


ハマシギが広がって食事を開始。


ムナグロも動き始めます。潮が引くにつれて波打ち際がどんどん
沖に向かいます。それにつられて、シギ・チもどんどん沖に向かって
いきます。


一番目を楽しませてくれたのが、このズグロカモメです。出始めた干潟の上を
カニを求めてふわりふわりと飛びます。


干潟に舞い降りてカニを咥えます。このようにかなり大きなカニを捕まえて
食べてしまいます。普通は丸呑み。大きすぎる場合は振り回してカニを引き
ちぎってから食べます。


このズグロカモメの若鳥は、右足が少し不自由で、干潟を歩きながらカニを
捕まえていました。



後背地の農耕地で鳥見です。チョウゲンボウが2羽おりました。
ほとんど虫を捕って食べていました。ちょうど捕まえたバッタを食べている
所です。


いつも居る、カワラヒワ、ニュウナイスズメ、アトリのうち、アトリは居らず、
カワラヒワ、ニュウナイスズメが少し居るだけでした。     
写真の上から順に、ニュウナイスズメの雄・雌・カワラヒワです。


後背地で一番目立っていたのが、こちらのタゲリです。


割と人見知りをするタゲリで、車の中から見ていても、トコトコと遠くに逃げ
ていきます。


全部で40羽ほどの群れでした。農耕地で見ることができた冬鳥は、
このタゲリ以外はほとんど見つかりません。


隣接する農耕地の水田でやっとタヒバリ?にお目にかかりました。水田に
イグサのような物が植えられているのですが、そこには鳥が入って
居ません。


同じ水田に居たコチドリです。本来もっと見れるはずですが、ここで10羽
程見ただけでした。



 ズグロカモメのカニ取りの状況。
このように干潟を見下ろしながら飛びます。


 狙いが定まったようです。


 カニを目指して一気に急降下。



 横浜でもなかなか冬鳥にあえないのですが、ここ八代に来ても冬鳥があんまり居ません。

 ここでもツグミ、シロハラ、アトリを1羽も見ることができません。いったいどうなっているのでしょうか。


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のらくら鳥見日記
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